衆院選小選挙区の期日前投票用紙を二重に交付 薩摩川内市選管、特定できず「有効票」扱いに
鹿児島県の薩摩川内市選挙管理委員会は24日、衆院選小選挙区の期日前投票の用紙を有権者の男性1人に二重に交付したと発表した。いずれも投票され、用紙を特定できないため有効票として扱う予定。 【写真】薩摩川内市の位置を地図で確認する
選管によると、男性は18日に甑島振興局で期日前投票を済ませたが、市議選の期日前投票のため23日に再び訪れた際、担当者が誤って小選挙区の用紙も渡した。受付のパソコンには投票済みを知らせる表示が出たが、見落としたという。 再発防止に向けて、全従事者に事務処理の周知を徹底し、手順を再確認した。
南日本新聞 | 鹿児島
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