【67㎡ 分譲マンション】模様替えで不便を解消!ライフオーガナイザー手塚千聡さんのご自宅を拝見
間取りとレイアウトの工夫で、面積以上の快適さ! 70㎡以下の「小さい家」で広々暮らす
広さよりも環境や立地を優先し、狭い面積でも自分たちらしく、ストレスフリーに暮らす人が増えています。 間取りや動線、視覚の効果、収納など、〝小さい家〞に詰まった工夫は、どんな暮らしにも役立つヒントがいっぱい。今回は手塚千聡さんの自宅をご紹介します!
教えてくれたのは?
●手塚千聡さん(妻、夫、長男11歳、長女9歳) ライフオーガナイザー。狭い家で広々暮らすことをテーマに暮らしと収納の仕組みづくりを提案する「LaLaDUAL(ララデュアル)」を主宰。
67㎡ 分譲マンション:不便を感じたら模様替えを! いつも機能的で居心地よく
「お母さん、私たちが勉強してるとき、よくじーっとこっち見てるよね~」と話す娘さんに、照れ笑いをする手塚さん。分譲マンションに引っ越して8年。幼児だった2人のお子さんは今、小学6年生と4年生に。 「確かに、いつも家族の動きを観察して家具の配置や収納を考えるのがクセになっていますね。棚はこっちにあるほうが使いやすいかな、教材はこうすれば片づけやすいかな?と。子どもの成長や生活スタイルに合わせて、67㎡の空間を最大限に生かす実験のよう。もう何回、模様替えしたか、数え切れません(笑)」(手塚千聡さん) それでも、もういよいよ手は尽くし、リノベのタイミングだと、昨年ある建築事務所に相談をしました。 「ところが、“まだまだこの先、生活スタイルは変化するだろうから、リノベはもう少し先にしたら?”と設計士の方に言われ、納得したんです。よしもう一度、今の自分たちに合う模様替えを考えてみよう、と」(手塚千聡さん) その後ダイニングから続く個室に書棚と学習机、夫のデスクを設置。 「本来ならこの部屋はくつろぐ空間ですが、わが家はソファチェアのあるダイニングがリビングを兼ねているので、ここを学習スペースとしました。会話をすることもできるし、一人一人が集中することもできる、家族のほどよい距離感が保てます」(手塚千聡さん) 新幹線の駅や空港へのアクセスがいい立地。徒歩圏内にレジャー施設や病院があり、習い事や買い物へ行きやすい都会に居を構えることに魅力があるそう。 「この環境が気に入っているので、多少の狭さは工夫次第でなんとか。今後も快適な間取りや配置を模索していくつもりです」(手塚千聡さん)