一般社団法人「日本喜劇人協会」の11代目会長に就任することが発表された山田邦子

　お笑いタレントの山田邦子（64）が2日、一般社団法人「日本喜劇人協会」の新会長に就任すると発表された。 　同協会は1954年に設立された榎本健一さんを初代会長とする東京喜劇人協会を前身とし、62年には関西喜劇人協会と統合され、現在の名称となった。今年70周年を迎える。歴代会長には森繋久彌さん、森光子さんらも名を連ねる。 　しかし、20年に10代目会長の小松政夫さん（享年78）が亡くなってからは活動休止状態になっていた。今回山田を11代目会長に据え、再出発する。山田の会長就任は8代目会長の大村崑（92）も快諾したという。30日に東京・浅草東洋館で就任会見と山田、ビートきよし（74）らが出演するミニ喜劇が上演される。 　◇山田　邦子（やまだ・くにこ）　1960年（昭35）6月13日生まれ、東京都板橋区出身の64歳。80年に芸能界デビュー。81年、デビュー曲「邦子のかわい子ぶりっ子バスガイド編」が有線大賞新人賞受賞。88～95年には「NHK好きなタレント調査」で8年連続1位を獲得。全盛期にはテレビ番組のレギュラーを週14本抱える。22年には浅草公会堂で全面プロデュース公演「ザ・山田邦子カーニバル！！！」を開催。同年からは「M―1グランプリ」で審査員も務める。