【山形】東北芸工大学生 献血促進テーマに卒業制作
YTS山形テレビ
東北芸術工科大学の学生が「若者の献血促進」をテーマに卒業制作に取り組みました。 「記念品をもらうため」に献血に行く学生や「健康管理のために」献血に行く先生など個性豊かなキャラクターがデザインされた10種類のコレクションカード。 つくったのは東北芸術工科大学4年生の大町萌々子さんです。 【東北芸術工科大学企画構想学科4年 大町萌々子さん】「高校生のころから献血を趣味として楽しんでいるが、若年層の献血者が10年で約33%減少しているという課題を見つけて(自分との)ギャップを感じたので献血を(卒業制作の)課題に設定した」 大町さんが献血者を対象に行ったアンケートで献血に行く動機について、「社会貢献」以外も多いことが判明。 それをもとに十人十色の献血理由をキャラクターに反映させたカードを作り、山形市の献血ルームで配りました。 【インタビュー】「ほかの人がどんな理由で(献血を)やっているのか考えるのも楽しい」 【東北芸術工科大学企画構想学科4年 大町萌々子さん】「きっかけはなんだっていいと思うが、このカードが献血への一歩を踏み出すきっかけになれれば」 カードは1月末まで、山形市の「献血ルームSAKURAMBO」などで、合わせて3500枚配布されます。