宇部空港の魅力を全国に発信 ぺこぱの2人が〝伝道者〟に【宇部】
山口宇部空港をPRする「エバンジェリスト」にお笑いコンビのぺこぱが就任し、同空港で21日、委嘱式が行われた。光市出身で、昨年に「山口ふるさと大使」にも任命されている松陰寺太勇さん(40)と相方のシュウペイさん(36)は、集まった300人を前に「空港の良さを全国に発信する」と抱負を述べた。 山口市がニューヨーク・タイムズの「2024年に行くべき52カ所」に選ばれたことを受け、同空港利用促進振興会(山本謙会長)が空港の認知度向上と利用者増加を目的に委嘱。エバンジェリストはキリスト教における「伝道者」を意味する。任期は来年度末までで、自身のSNSや出演番組で情報を発信し、県や同空港をPRする。 式では、同振興会の山根信之副会長が2人に委嘱状を手渡し、県観光スポーツ文化部の京牟礼英二部長がたすきを掛けた。 松陰寺さんは委嘱状とたすきを独特のポーズで受け取り、訪れた人たちを笑わせると「山口と日本各地を結ぶ架け橋になれれば。山口宇部空港を使ってまた帰ってこよう」とあいさつ。シュウペイさんは「もっと山口や空港に来てもらえるように頑張る。いいところをSNSで発信していきたい」と語った。 その後、報道陣にエバンジェリストギャグを求められた松陰寺さんは「エヴァンゲリオン」を絡めた一発ギャグを披露し、沸かせた。訪れた人の中で先着100人に記念品「月でひろぅた卵」を手渡した。 ぺこぱは08年にコンビを結成。19年には「M-1グランプリ」決勝で3位となった。