【追悼特集】 2024年に亡くなった俳優たちと映画 邦画編
中尾彬
1942年 8月11日生まれ。千葉県出身。1961年、武蔵野美術大学油絵科入学。同年、日活第5期ニューフェイス合格。1963年、パリに留学し帰国後、劇団「民芸」に入団。1964年、日活映画『月曜日のユカ』で本格的に映画デビュー。1971年には劇団「民芸」を退団しフリーとなる。1983年フランスの絵画展「ル・サロン」でグランプリを受賞。近年はバラエティ番組に多数出演し、さらに活躍の場を広げている。(2024年5月16日没 / 享年81歳) 【主な出演作品】 『月曜日のユカ』(1964) 『内海の輪』(1971) 『本陣殺人事件』(1975) 『伊賀忍法帖』(1982) 極道の妻たちシリーズ 『極道の妻たち 最後の戦い』(1990) ほか ゴジラシリーズ 『ゴジラVSメカゴジラ』(1993) ほか 『翔んで埼玉』(2019) ほか
山本陽子
1942年3月17日生まれ。東京都出身。國學院高校卒業後、野村證券勤務を経て日活ニューフェイスとして芸能界入り。清楚な顔立ちと高い演技力で、清純な女性から悪女までを幅広く演じ女優としての地位を確立。映画、ドラマ、CMなどで活躍した。(2024年2月20日没 / 享年81歳) 【主な出演作品】 『大巨獣ガッパ』(1967) 『日本残侠伝』(1969) 『やくざ番外地』(1969) 『華麗なる一族』(1974) 『八つ墓村』(1977) 『デンデラ』(2011) ほか
田中敦子
11月14日生まれ。群馬県出身。フェリス女学院大卒業後、一般OLとして就職するが、ダンスと演劇の道を志す。20代半ば、声の仕事に興味を持ち、会社勤めをしながら声優養成所に通う。低めで艶やかな声色で、ニコール・キッドマンやジェニファー・ロペスなど洋画の吹き替えからアニメ「攻殻機動隊」シリーズの草薙素子など、作中で印象に残る頭の切れるスマートな女性、戦う強い女性役を多く演じた。(2024年8月20日没 / 享年61歳) 【主な出演作品】 『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』(1995) 「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」(2002) 『イノセンス』(2004) 『劇場版 Fate /stay night – UNLIMITED BLADE WORKS』(2010) 「ACCA13区監察課」(2017) 『ニンジャバットマン』(2018) 『劇場版 ガンダム Gのレコンギスタ I 行け!コア・ファイター』(2019) 「葬送のフリーレン」(2023) ほか
otocoto編集部