橋下氏がTVで化かされたか 国民・玉木代表、企業団体献金禁止法案 橋下氏追及に野党一致なら賛成と→会見で「与野党一致」に変貌
国民民主・玉木雄一郎代表が3日にフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演。衆院選で自公が過半数割れし、躍進28議席を獲得してキャスティングボードを握る国民民主が訴える「103万円の壁改正」などの政策が注目されていることが特集された。 一方で橋下徹弁護士が、多くの野党が禁止を訴えている企業団体禁止について「企業団体献金は国民民主党は受け続けるんですか?」と質問。「野党一致団結して企業団体献金禁止法案を出せば、政治の風景が変わると思うが、国民民主ははっきりしてないですね」と指摘した。 これに玉木氏が「一致してやるんだったら我々賛成です」と答え、橋下氏が「あっ、そうなんですか!」と返した。 玉木氏は、「ただ企業献金が悪で、個人献金が善だという考えは通らない」「大事なのはタイムリーに公表すること。公開を義務付けること」と述べた。 橋下氏は「それは大賛成ですが」と応じたうえで、「野党一致団結して法案出すんだったら、企業団体献金禁止法案、賛成なんですね?」と確認すると、玉木氏は「いま成立したら、自民党もね、これ通りますから。その意味では、全ての党がやるんだったら賛成です」と述べた。 5日の会見で玉木代表は、「与野党一致すべきとの考えなのか、野党一致すればそれに乗るという考えなのか」と質問され、「基本的には与野党」と述べた。改めて「透明性」「タイムリーに公表」を最優先に取り組むとした。