中国代表 26年ぶり勝利なるか!? 日本戦での“3つの利点”を地元メディア報じる
◇W杯北中米大会アジア最終予選C組 中国―日本(2024年11月19日 アモイ) サッカー中国代表は19日、26年W杯北中米大会アジア最終予選第6戦で日本代表と対戦する。チケットが完売するなど注目が集まる日本戦へ向け、中国メディアの網易体育は「26年間未勝利でも3つの利点がある」と報じた。 中国は同予選初戦で日本に0―7と大敗。C組最下位に沈んでいたが、14日のバーレーン戦に勝利し2連勝で4位浮上。2位オーストラリア、3位サウジアラビアとも勝ち点6で並びW杯切符獲得への可能性が広がった。 試合前日会見に出席したイバンコビッチ監督は「バーレーンから戻って以来、積極的に回復と準備をしてきました。すべての選手は明日の試合に向けて万全の準備ができています。満員のスタジアムで、国と代表チームのために200%のエネルギーを持って戦い、良い結果を期待しています」と強い意気込みを語った。 中国メディアも大注目の一戦に向け、網易体育は「26年間未勝利でも3つの利点がある」と報道。中国は98年のダイナスティ杯(旧東アジア杯)○2―0以来、26年間も日本戦の勝利がないと紹介。そのダイナスティ杯以降は15試合で6分け9敗。前回のW杯最終予選でもホームとアウェーの両方で敗戦。今回も“苦戦必至”であることを強調した。 それでも同メディアは中国にとって“3つの利点”があると持論を展開。3つの利点については第1に日程面。中国代表が前節から中4日なのに対し、日本は中3日と休息日が1日短いことを指摘。2つ目は今回ホーム戦とあって数万人のサポーターによる応援。最後は試合当日に雨が降る可能性があると紹介。日本代表が15日のインドネシア戦で大雨の影響により先制ゴールを奪われそうになった場面があったことに触れ、中国が番狂わせを起こす可能性もあると説明した。 ▽2026年W杯北中米3カ国大会アジア最終予選 18チームが3組(A~C)に分かれ、各組2位までが出場権を獲得。3、4位はプレーオフに回る。プレーオフでは6チームが2組に分かれ、各組1位が出場権を獲得。各組2位同士で9位決定戦を行い、勝者が大陸間プレーオフに進む。最大9チームが出場権を得る。