【プレミア12】失点直後の5回に一挙3得点で逆転!広島コンビが勝負強さ発揮 坂倉が右翼線への同点打&小園が勝ち越し2点三塁打
■ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 スーパーラウンド 日本ーアメリカ(21日 東京ドーム) オープニングラウンドを5戦全勝で勝ち上がった日本のアメリカとのスーパーラウンド初戦、0-1で迎えた5回裏に、9番・坂倉将吾(26、広島)の同点打、2死から小園海斗(24、広島)の2点適時三塁打で3-1と勝ち越した。 スタメンは1番レフト・桑原(DeNA)、2番セカンド・小園(広島)、3番センター・辰己(楽天)、4番ライト・森下(阪神)、5番サード・栗原(ソフトバンク)、6番ファースト・牧(DeNA)、7番ショート・源田(西武)、8番DH・佐野(DeNA)、9番キャッチャー・坂倉(広島)のオーダーを組んだ。 相手先発左腕・リッチ・ヒルは44歳、今季MLBでプレーした選手の中で最年長選手。先頭の桑原がセカンド強襲の内野安打で出塁すると、小園は空振り三振も、3番・辰己も中前安打でつなぎ1死一、二塁。しかし4番・森下が直球に詰まり三邪飛、栗原は一ゴロに倒れチャンスを活かせず。 2回から3回にかけては4者連続空振り三振と大きなカーブを駆使した緩急のある投球に苦戦。 一方先発の髙橋宏斗(中日)は4回を70球、8奪三振、被安打2の好投を見せ降板。しかし5回から登板した2番手・隅田(西武)が先頭のC.トーマスに先制ソロを浴び追う展開に。 それでも直後の5回に2番手・D.トンプソンに対し、1死から源田、佐野の連打で一、二塁。ここで9番・坂倉がライト線への適時二塁打を放ち3連打で一気に同点。なおも二、三塁で代わった3番手・A.バーノンに対し、桑原の一ゴロで佐野が本塁突入も好守に阻まれ、タッチアウトで勝ち越しならず。だが一、三塁で、小園が3球目の直球を強振すると、打球はファーストのグラブを弾きライト線へ。2人が生還する適時三塁打となり3-1とこの回一挙3得点で勝ち越した。