事前審査は現職1派のみ 21日告示の平谷村長選【長野県】
長野県平谷村選挙管理委員会は8日、任期満了に伴い21日告示、26日投開票の日程で行う村長選で、立候補届け出書類の事前審査を村役場で行った。再選を目指して出馬する現職1期目の西川清海氏(72)=無所属、新町=の1派のみが出席。他に書類を持ち帰った派はなく、2021年の前回選に続いて無投票の公算が大きくなっている。 西川氏は昨年11月に会見を開いて立候補を正式表明。「県内で最も人口が少ない村だが、きっちりとした行政と村民を守りながら前に進んでいく」と決意を述べた。2期目に向けては「守る・育てる、みんなの力で」をキャッチフレーズに、人口の維持と行政機能、雇用、にぎわいを創出する場となっている観光施設の維持、子育て支援と若い人材の定着に注力するとした。 西川氏は同村出身で下伊那農業高卒。飯田下伊那地域の郵便局などに勤務した後、村議を経て2021年1月の村長選に出馬。無投票で初当選した。