広島土砂災害から10年 消防隊員が殉職 災害現場近くで救助訓練「みんなが忘れないように」 広島市安佐北区
安佐北区では10年前の災害現場近くで消防と警察が救助訓練を行いました。 安佐北区可部東では10年前の土砂災害で消防隊員の政岡則義さんが救助しようとしていた3歳の男の子とともに土砂崩れに巻き込まれて死亡しました。 「黙とう」安佐北消防署では2015年からこの現場の近くで隊員の安全管理に重点を置いた救助訓練を行っています。 「ピーッ」「退避!退避!」訓練では救助活動中に石が転がってきたことを想定して、安全な場所に退避する動きを確認していました。 安佐北消防署 濱田伸二警防副司令官「被災地の近くで訓練を行うことで、記憶を継承していくみんなが忘れないようにする」 安佐北消防署では今後も警察や消防団と連携して訓練を続けていくということです。