観光バス会社が日本卓球リーグに参戦!? 選手は業務と卓球の両方に熱意
「観光バスと卓球」。一見すると結びつかないように感じるが、東都観光バス株式会社は、2024年に卓球部を創部し、同年11月から「日本卓球リーグ」に参戦を始めた。 卓球部監督兼選手で、同社役員も務める井置紳也氏に経緯を聞いた。 「弊社は、卓球部が日本リーグに加盟している『ケアリッツ・アンド・パートナーズ』の宮本剛宏が社長が兼任しています。私自身は、旧知の仲だった宮本と卓球大会で再開したことをきっかけにケアリッツに入社し、その後、東都観光バスの役員に就任しました。 ケアリッツ卓球部には強豪選手が多くいたので、『東都観光バスで卓球と仕事の両立を』と提案し、若手の強豪2名が移籍しました。2人とも専門職を管理しつつ、練習に励んでいます。卓球部の活動により、弊社をより多くの方に知っていただきたいですね」(井置氏) 業務と卓球の両方に熱意をもって打ち込む選手たちの姿は、プロフェッショナルな組織である「Tリーグ」とは別の意味で、十分に魅力的だ。