バイエルン、CL2連敗で23位に低迷…首脳陣はコンパニ監督のスタイルに不満?
バイエルン・ミュンヘン内部では、ヴァンサン・コンパニ監督の攻撃的なスタイルへの不満が高まっているかもしれない。ドイツ紙『ビルト』が展開するポッドキャスト『Bayern Insider』が伝えている。 【順位表:チャンピオンズリーグ】リーグフェーズの状況は? 今季から指揮を執るコンパニ監督の下、ブンデスリーガでは5勝2分け無敗で首位に立っているバイエルン。しかし、第5節レヴァークーゼン戦(1-1)と第6節フランクフルト戦(3-3)は勝ち切れず、チャンピオンズリーグ(CL)では第2節アストン・ヴィラ戦(0-1)と直近のバルセロナ戦(1-4)は連敗していた。 そして『Bayern Insider』によると、クラブ首脳陣の間では「トップレベルの相手に対しても前方への守備を続けると、バックラインが脆弱さを露呈してしまう」と批判的な声もあがっているという。 一方で同メディアは、コンパニ監督がこうした批判を受け入れ、今後の試合で自身の戦術的アプローチを調整するかどうかは今のところ不明と指摘。しかし、バイエルンは新フォーマットとなったCLではリーグフェーズ23位と低迷していることもあり、「周囲が騒がしくなるのも当然だろう」と伝えられている。 なお『Bayern Insider』は、強化担当のマックス・エーバル取締役がコンパニ監督を熱心に擁護している理由についても説明。エーバル氏は、当初候補に挙がっていたとされるハンジ・フリック監督(バルセロナ)よりもコンパニ監督の招聘を熱望したことから、現指揮官を信頼しているようだ。