スポーツでまちを元気に 体協の創立100周年式典に150人【宇部】
宇部市体育協会(現スポーツ協会、千葉泰久理事長)の創立100周年・法人設立30周年記念式典は6月29日、国際ホテル宇部で開かれた。関係者、加盟団体などから150人が出席し、節目を祝うとともに、今後のさらなる発展を願った。 千葉理事長は「スポーツ協会として、子どもたちに各競技に触れる機会を増やしたい。スポーツはまちづくり、地域のブランド化にもつながる。みんなで心を合わせて頑張っていこう」とあいさつ。県スポーツ協会会長の村岡嗣政知事、篠﨑圭二市長、山下節子市議会議長も祝辞を述べた。 長谷亮佑市スポーツコミッション会長の乾杯でうたげが始まると、出席者は競技団体などの枠を越え、交流を深めた。冒頭には、今年度のスポーツ功労賞の表彰があり、加盟団体の役員を長く務め発展に寄与した功績をたたえ、6人に賞状と記念盾が贈られた。 式典に先立ち行われた記念講演会では、プロ野球福岡ソフトバンクホークス元監督の工藤公康さんが「野球とわたしの人生」と題して講演。転機の一つとして、入団3年目で米大リーグの下部リーグ1Aでの武者修行を挙げ「米国に行って、人と比べるのではなく自分ができることは何かを考えるようになった」と述べ、育成において選手自身に考えさせることの重要性を強調した。 スポーツ功労賞の受賞者は次の通り(敬称略)。 松岡壽雄(宇部グラウンドゴルフ協会)笹尾豊子(市卓球協会)藤永昌孝(市バレーボール協会)川村祥江(市卓球協会)月出清(市バスケットボール協会)青山嗣光(市レクリエーション協会)