伊原六花“優香”、最初の復讐ターゲット・加藤千尋“弘子”のプライドをズタボロにする事に成功<肝臓を奪われた妻>
伊原六花主演のドラマ「肝臓を奪われた妻」(毎週火曜夜0:24-0:54、日本テレビ系)の第2話が4月9日に放送され、優香(伊原)が自分の肝臓を理不尽に奪った者たちへの復讐(ふくしゅう)を開始。普段の花屋で働いている時の柔らかではかなげな姿から一転、復讐(ふくしゅう)モードでは男性を翻弄(ほんろう)する小悪魔的な雰囲気や冷酷な表情となるギャップにドキッとさせられた。また最初のターゲットとなった元夫・光星(桐山漣)の妹・弘子(加藤千尋)の病的にヒステリックな性格に、「いつでも怒ってるこんな女、イヤ」「ヒステリーすぎる、ヤバッ」など、視聴者のドン引きコメントがSNSに並んだ。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】黒のドレス姿が美しい伊原六花 ■肝臓を奪った元夫とその家族への復讐と共に、再び愛を信じて生きていく成長物語 本ドラマは、LINEマンガで配信中の、国内累計閲覧数が1億3300万ビュー(※2024年2月現在)を超える大人気の同名ウェブトゥーンが原作。自分がただの肝臓移植の為の道具だったと知った優香が、肝臓を奪ってスグに自分を捨てた夫とその家族に復讐(ふくしゅう)の炎を燃やすストーリー。 ただの復讐(ふくしゅう)劇ではなく、他人を信じられなくなった自分を支えてくれた周りの人々や守るべき我が子の為に、再び愛を信じて前を向いて歩いていく優香の成長物語ともなっている。 ■最初の復讐ターゲットは、元・義妹の弘子 優香は、最初の復讐(ふくしゅう)ターゲットを弘子に決定。弘子が玉の輿を狙って交際している御曹司・井川賢三(田村健太郎)の心を自分に向かせ、破談にする計画だ。バーで1人で飲んでいた賢三に妖艶なドレス姿で近づく優香。彼は一瞬で美しい優香に心を奪われる。後日、賢三は優香の働く花屋を訪れて花束を買うが、それが弘子に渡す物だと知った優香は、花束の中にコッソリ「好きです」と書いた紙を入れた。 花束の中の紙を見つけた弘子は、もちろん賢三からのメッセージだと思い、「今どきカードって。相変わらずダサい」と言いながらも有頂天。しかし賢三はそれが優香からの告白だと悟り、頭の中は優香でいっぱい。弘子との会話中も気もそぞろに…。 ■優香に心を奪われた弘子の交際相手・賢三 どんどん優香にのめり込んでいく賢三。彼の趣味の昆虫にも興味を示し、詳しくて話も合う優香は、「結婚したら、あんな虫、全部捨ててもらうからね!鳥肌が立つ」と命令する虫嫌いの弘子とは大違い。「また会えますか?」と尋ねる賢三を「それは井川さん次第。でも会えたらいいですね」と、優香は挑発した。 ■弘子、赤っ恥で大暴れ そして、弘子が主催したパーティー当日。この場で賢三との婚約を発表するはずだったが、発表直前に店の外から自分を見つめる優香に気付いた彼は、「(結婚は)できない。ごめん」と言い残して店を飛び出して、もう居ない優香の姿を追いかけた…。 皆の前で赤っ恥をかかされた弘子は大発狂。1人残された店内で、店をメチャクチャにし、止める店員を突き飛ばして大暴れ。器物破損と暴行で捕まってもおかしくないレベルだ。優香は、プライドの塊で今まで思い通りにわがまま放題で生きてきた弘子に、この上ない屈辱を味わわせる事に成功したのだ。しかし、弘子を陥れるためとはいえ、何の罪も無いのに優香に心をもてあそばれた賢三がちょっと気の毒だ…。 ■エキセントリックすぎる弘子の性格 弘子は、この店をパーティーのために貸し切りにしたいと頼んだ時も、大勢の客の前で断った店員に怒鳴り散らしたり、賢三にも常に上から目線でささいな事でもキレまくる。完全に情緒不安定だ。SNSには「賢三、何でこんな女と結婚しようと思った!?」「賢三、弘子から救われる」「キレやすすぎ。カルシウムとった方がいい」など、エキセントリックすぎる弘子にゲンナリなコメントがあふれた。 ■次の復讐ターゲットは、元夫の妻・るり子 だが、賢三と弘子はこれで終わったわけではなさそう…。次回予告では「別れるとかじゃないよ」との賢三の声と、してやったりな笑顔の弘子が。また、優香は賢三と並行して、次の復讐(ふくしゅう)相手となる光星の妻・るり子(水崎綾女)の不倫相手・慎吾(夏生大湖)にも近づいている。そして、優香の居場所を突き止めた光星が彼女に接近。いろいろ同時進行のこの復讐(ふくしゅう)劇は、どうなっていくのか、今から次回が待ち遠しい。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部 ※桐山漣の「漣」のしんにょうの点は一つ