「温かい食事を…」県と民間が連携してキッチンカー8台派遣 輪島市で1日あたり50~300食提供へ
能登半島地震の発生から2月1日で1カ月です。現在も多くの住民が避難する中、長野県は温かい食事を届けようと、民間と連携しキッチンカ-8台を輪島市へ派遣しました。 31日、長野県庁にずらりと並んだキッチンカー。県からの要請を受け、県内8つの事業者が輪島市の避難所へ派遣されます。 阿部知事: 「皆さんが提供する食事を食べてもらうことで、未来に向けて希望を持ってもらうことができる」 地震発生から2月1日で1カ月。現在も輪島市では2800人余りがいわゆる一次避難所に身を寄せています。 断水や停電が続いている所があり、温かい食事を求める声も多いということです。 今回派遣される8つのキッチンカーでは、うどんや和牛あんかけ丼、高野豆腐の卵とじなどを1日当たり50から300食、無償で提供する予定です。 ながの移動販売つなぎ局の担当者: 「温かいものを食べてほっと一息ついて、『ちょっと落ち着いたな』と。そんな気持ちになってもらえればありがたい」 派遣期間は2週間ほどを予定しているということです。
長野放送