今回は、20万円台までの価格帯から、天然石を文字盤に採用したおすすめの3モデルを編集部が厳選してみた。

ロレックスのデイトナやデイデイなどの高級時計に採用され、時計愛好家のコレクターズアイテムとなっていた天然石文字盤のモデル。天然石は非常に割れやすく加工が難しいため、これまで一部の高級ブランドだけで採用されてきたが、近年は加工技術の発展によって手頃な価格帯の時計でも採用されるようになった。 【画像記事】おすすめの天然石ウオッチ3選、文字盤と装着感をチェック 宝石やラインストーンでのようにケースや文字盤にセッティングするのではなく、石を薄くスライスして文字盤に加工するのが一般的なのだが、素材ごとにそれぞれ、色合い、質感などは異なり、硬質でありつつ温かみを感じさせる、金属の文字盤にはない独特の質感が魅力を感じさせる。 お守りとしても人気の高いラピスラズリのほか、ターコイズ、タイガーアイ、オニキスなど、多彩な素材がラインナップされており、選択肢の幅が広いのも時計好きを魅了するポイントだ。

【編集部おすすめ天然石ウオッチ_其の1】

Nivada Grenchen（ニバダ・グレンヒェン） F77 ラピスラズリ 1970年代に発売されたスポーツウオッチの特徴を忠実に再現した“F77”は、心地よく身に着けることができる径37mm・厚さ約12.3㎜のスリムで洗練されたケースと、完全に統合されたベルト、ラグジュアリーな八角形のベゼルが特徴だ。文字盤は、煌めくグリーンの色合いが魅力的な“アベンチュリン”、神秘的な美しさを持つ“ラピスラズリ”

【編集部おすすめ天然石ウオッチ_其の2】

RENAUTUS（ルノータス） タイガーアイ・リミテッド オートマチック40 ユーザーの好みのパーツを組み合わせる“オーダーシステム制”の腕時計で知られる時計マニファクチュア“ルノータス”。そのラインのうち、厳選したデザインと素材を元にした希少性の高い製品をルノータスの腕時計職人が作り上げた限定モデルを送り出しているのが“ルノータス リミテッド”だ。本作では、虎の眼を思わせるような黄金色から茶色がかった色合いが特徴の天然石タイガーアイを文字盤に採用。石の持つユニークな美しさに加え、持ち主にも同じ強さと保護を提供する開運の意味合いも込められているという。また、文字盤は天然石が使用されているため、ひとつとして同じ模様がないのも特徴で、すべてのモデルが個性的で異なる見た目をとなるのも魅力のひとつだ。

【編集部おすすめ天然石ウオッチ_其の3】

FOSSIL（フォッシル） トゥーハンド カレッジリングやシグネットリングを彷彿させるような指輪デザイン、コマ詰め不要の伸縮性のあるストラップを採用した、“フォッシル”のウオッチリング。鏡面仕上げの立体的なラウンド形ケースを採用した定番モデルの新色では、深く吸い込まれるような青色が魅力的な天然石“ラピスラズリ”を文字盤に採用。さまざまな鉱石の結晶が混ざり合うことで生み出される模様が目を引きつける。ラピスラズリは、幸運、健康、真実、崇高さなどの宝石言葉をもつため、お守り感覚で身に着けるのも面白い。