開幕3戦連発、絶好調のサラーはリバプール滞在を望む? 「最後になる」発言については「最後のシーズンをプレーして終わったら判断する」
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラー(32)だが、クラブとの契約延長に前向きなようだ。イギリス『リバプール・エコー』が伝えた。 【動画】好調サラーががユナイテッド相手に圧巻のダイレクトミドルを叩き込む 今夏はサウジアラビアへの移籍も噂されたサラー。ただ、移籍の話は早々に消え去ると、開幕してから3試合連続でゴールを記録するなど、エースとしての働きを今尚見せ続けている。 残り契約が1年となっている中で、クラブとの契約延長がなかなか進まないサラー。それもあり、移籍の話が沸々と煮えてきていたが、どうやらリバプールに残る気が強い様子。チームに貢献するために良い夏を過ごしたと語った。 「正直に言って、良い夏だった。長い間、自分自身と向き合い、ポジティブに考えるように努めてきた。みんなも知っての通り、今年はクラブでの最後の1年となるからね。ただ、楽しみたいだけだよ。考えたくはないけど、サッカーを自由にプレーできる。来年になればわかるよ」 「フェアに言えば、僕は試合に出場し『これが最後になるかもしれない』と言った。クラブはまだ僕と話をしていないし、最後のシーズンをプレーして、シーズンの終わりに判断しようと思っている」 「来年のことなど考えたくもないし、将来のことも考えたくない。ただ『さぁ、最後の1年を楽しもう。それでどうなるか』というだけだよ。毎週ベストな状態でいることが一番大切だ。1日1日を大切にして、ここにいられることに感謝する。それだけだよ」 今は契約のことを気にせず、チームのため、そして自身のためにサッカーを純粋に楽しんでプレーしたいというサラー。ただ、周りの人間には、リバプールに滞在したいと考えているよう見えるようだ。 サラーと話をした元リバプールのダニエル・スタリッジ氏は「(彼を出したら)驚きだ。モーはクラブでほぼ全てのことを達成したが、今ほど彼が幸せそうにしているのを見たことがない」と語り、「彼の話し方はまるで『クラブにいたい』という感じだった。クラブが彼の望むものを与えてくれるなら、彼は残るだろう。素晴らしい選手であり、残ることを願っている」とイギリス『スカイ・スポーツ』でコメントした。 サウジアラビア行きは自身が拒否したというサラー。高額なサラリーよりも、サウジアラビアで得られるものが少ないと考え、高いレベルでのプレーを続けたいという考えがどうやらあるようだ。 今シーズンは肉体的にも精神的にも充実感が見えるサラー。まずはチームに集中して結果を出し、良い話を引き出したいところだろう。
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