川口春奈さん『身代わり忠臣蔵』に出演!「ムロツヨシさんが自由に演じるのを私はただ見守るとことが多かったです(笑)」|CLASSY.
映画やドラマで大活躍されている川口春奈さん。いま最も輝いている俳優の一人である川口さんが久しぶりの時代劇作品『身代わり忠臣蔵』に出演。ムロツヨシさんが主演で2役を務めることも話題の今作公開を前に、川口さんのスペシャルインタビューをお送りします!
――過去に何度も映像化されている忠臣蔵の物語ですが、「忠臣蔵」にはどんなイメージを持たれていましたか? 今回の『身代わり忠臣蔵』は大胆にアレンジされていますが、川口さんが感じる今作の面白さや魅力を教えてください。 今までの「忠臣蔵」は男性どうしの固い絆を描いた、男性社会のお話という印象が強かったです。今回はそこに女性も加わって話が展開していくのがとても面白いと思いました。女性の気持ちや恋愛感情が表現されることで、作品の深みが増している気がするんです。また、ムロツヨシさん主演なことでもわかるように、コメディ要素がたっぷりと入っています!ですので、時代劇はちょっと苦手という方でも楽しめる痛快なストーリーに仕上がっているのが魅力だと思います。 ――川口さん演じる「桔梗」の役どころと、どのように役を膨らませたか教えてください。 桔梗は吉良上野介に仕える女中で、上野介の身代わりとなった弟の吉良孝証(たかあき)にも仕えます。孝証からは好意を寄せられるので、凛とした強さの中に可憐さもある女性をイメージしました。孝証と桔梗のやりとりがこの作品らしい恋愛感情を表現しているので、ほっこりするなとか可愛いなと思ってもらえると嬉しいです。それに加え、この時代の女性にはたくましさもあると思っています。今作の中では戦いに行く孝証を自分の気持ちを押し殺して見守るのですが、そんな桔梗の強さも感じていただきたいです。
――久々の時代劇はいかがでしたか? 久しぶりだったので最初はとても不安でした。今作は京都の太秦で撮影したのですが、10年くらい前にお仕事をさせていただいたスタッフの方達が「おかえり!」と温かく迎えてくださったのでアットホームななかでお仕事ができました。また、言葉使いや所作にあまり制限がなかったので、気負うことなく演じられたのもよかったです。所作などが難しかったとしても違う時代を演じることにやりがいを感じますので、時代劇のお話をいただきましたらまた挑戦したいと思っています。