川口春奈さん『身代わり忠臣蔵』に出演!「ムロツヨシさんが自由に演じるのを私はただ見守るとことが多かったです(笑)」|CLASSY.
――ムロさんとの撮影で印象に残っていることを教えてください。 10年振りくらいの共演でたくさんお話ししたかったのですが、あっと言う間に撮影が終了してしまったのでとても残念です。プライベートなお話はありまできませんでしたけど、ムロさん演じる孝証という役柄もムロさんご本人も優しくて穏やかでいらっしゃるので、自然体で演じることができたのが何よりも嬉しかったです。 ――ムロさんのアドリブがすごかったとお聞きしましたが、どう対応されたのですか? ボケとツッコミといったニュアンスのシーンはカットがすぐにかからないのですが、ムロさんが自由に演じられているのを私はただただ見守るということが多かったです(笑)。それがお互いのキャラクターに合っていたようですね。
――川口さんご自身はコメディは得意ですか? 一番難しいと思います! 狙っても上手くいかないですし、間合いや偶然が重なって生まれるものだと思うので。観るのは大好きですが、笑わせるのは…苦手です。 ――もしも自分の「身代わり」がいたとしたら、何をやってもらいたいですか? 家の雑務をお願いしたいです。苦手というわけではないのですが、好きではないので。家のことを完璧にやってもらえたら、そのぶん仕事に集中したいと思います! ――では、身代わりをやってみたいと思う人はいますか? いないです、やりたくないです! ――ムロさんなどはいかがでしょう? できません(笑)! ムロさんはとても気を遣われる方で、心身ともに疲れてしまうのでは?と心配しているくらいなんです。ムロさんは劇中の孝証ように誰かの身代わりになれるかもしれませんが、ムロさんの身代わりができる人はいないと思います! ――最後に、映画を楽しみにされている皆さまへメッセージをお願いします。 あまり時代劇の経験がなかったのですが、コメディということで等身大の自分で挑みました。忠臣蔵の大筋のストーリーは変わらないですが、そのなかで少しでも華やかで可愛らしい存在になれるように演じています。主演のムロさんとのゆるくてほっこりするシーンがたくさんありますので、楽しみに観にいらしてください。 『身代わり忠臣蔵』 命を懸けた“三文”芝居-バレたら打ち首、良くて切腹! 崖っぷち坊主が挑む“世紀の身代わりミッション”! 監督/河合勇人 原作・脚本/土橋章宏 テーマ曲/東京スカパラダイス・オーケストラ 出演/ムロツヨシ 永山瑛太 川口春奈 林 遣都 北村一輝 柄本 明ほか 2月9日(金)公開 【川口春奈】 ‘95年2月10日生まれ。長崎県出身。雑誌のモデルを経て俳優デビュー。‘12年に映画『桜蘭高校ホスト部』で映画初主演を果たす。’22年にはエランドール賞新人賞を受賞。以降、ドラマや映画などで多数の作品に出演するほか、YouTubeなど活躍の場は多岐にわたる。近年の主な出演作品は映画『聖地X』『極主夫道ザ・シネマ』『マイ・エレメント』(声の出演)、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』、ドラマ『着飾る恋には理由があって』『silent』『ハヤブサ消防団』など。 撮影/木村 敦(Ajoite) ヘアメーク/岡野瑞恵 スタイリング/壽村太一 取材/よしだなお 構成/中畑有理(CLASSY.編集室)