佐々木翔斗

びわこボートの「ＧⅢ第１１回イースタンヤング」は１６日に開幕。 まずは髪形で周囲の視線を独占した。前期勝率（昨年１１月から今年４月）６・３９で来月からＡ１に初昇級する佐々木翔（２７、大阪）が前検日、気合の丸刈りで湖面に登場。 知人の紹介で大会前に「前田大然さんと初めて食事をする機会があって、その時『イースタンヤングという大会がこの後あります』と話したら、前田さんに『（丸刈りを）ぜひやってくださいよ』といわれて、お酒も入っているので『分かりました』と。向こうはおしゃれな丸刈りなんですけどね」。 サッパリした頭をなでながら照れ笑い。サッカー日本代表ＦＷとして活躍する同世代から強烈な刺激を受けた。その〝トレードマーク〟の髪形をまねて今大会に賭ける思いを体現、健闘を固く約束した。 「（Ａ１は）最初は意識していなかったけど、どんどん点数が取れるようになって途中から〝なれるかな〟と。次はまだ優勝したことがないので初優勝を目標に頑張りたいですね」 昨年のとこなめでは優出（５着）、当地も前回戦の今年１月ＲＳで優出（３着）。近況の充実ぶりに加え大会、水面相性ともにいいだけに期待は膨らむ。「下がることはなかったので悪くない」と前検も及第点だ。栄光のＶゴールを目指し、初日１、７Ｒからピッチではなく水面を全力で駆け回る。（井置浩二）