新潟との契約満了が発表されたデボーン・ワシントン [写真]＝B.LEAGUE

　1月11日、新潟アルビレックスBBはデボーン・ワシントンとの2023－24シーズンの選手契約が満了となったと発表した。 　アメリカ出身で現在34歳のワシントンは、203センチ102キロのパワーフォワード。世界各国のリーグを経験、熊本ヴォルターズ、兵庫ストークス（現神戸ストークス）など日本でもさまざまなクラブを渡り歩きキャリアを積んでいる。今シーズンは仙台で8試合に出場し、その後昨年12月に新潟へ加入。新潟では9試合（そのうち2試合に先発）に出場し、平均5.9得点4.9リバウンド1.0アシストをマークしていた。 　退団に際し、ワシントンは「今回このような機会を与えてくれた新潟アルビレックスBBに感謝いたします。懸命に戦い、チームに在籍していた間に3勝を挙げ、達成した勝利でチームの雰囲気を変えることができたこと、チームが良い方向に向かう手助けができたことをうれしく思います。残りのシーズン、チームと選手、スタッフが幸福であることを祈っています！また、私の写真を撮ってフォトコンテストへ応募してくれたブースターがたくさんいたと聞いています。新潟で熱く応援してくれた皆さんのことは忘れません。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。 　また、川上明代表取締役社長は「昨年12月10日の仙台89ERSでの試合の後すぐにチームに合流し、1カ月という短い期間でしたが、チームの勝利に貢献してくれたことに対して感謝いたします。特に、年末の青森戦、年明けの岩手戦では勝利に繋がるプレーを随所に見せてくれました。今後のご活躍を心からお祈りしています。ありがとうございました」とコメントした。 　新潟は現在、4勝26敗でB2東地区最下位。しかし、今シーズン獲得した4つの白星のうち3つは、ワシントンが在籍した1カ月間で獲得し、勝利の機運を上げることができている。強力な助っ人の契約満了後も、この流れを維持することができるかが重要になってくるだろう。