店主は閉店時間早め没頭…モーニングの一番人気は『本格カレー』日替わりで自家製5-6種類を用意する喫茶店の“なのにグルメ”
あめ色に炒めた玉ねぎと合わせ、ニンニク、ショウガ、ホルモン、牛すじと一緒に30分ほど煮込むという専門店にも負けないこだわりです。
肉のうまみに、奥深いスパイスの香りが食欲を掻き立てます。 この手作りカレーに、サラダとライスまたは自家製のパンが付いて、ドリンク代プラス600円です。
女性客: 「すごくおいしいです。スパイスが効いていて、本格的な味」 男性客: 「朝から結構豪華かな」 別の女性客: 「(モーニングとしては)なかなかないし、ボリュームあるから嬉しいなって感じですね」 また別の女性客: 「お値打ちかなとは思います。普通、モーニングはこの金額では食べられないから」
■ハマりすぎて閉店時間を早めてカレー作りに没頭する店主
なぜ喫茶店のカレー、しかもモーニングなのにここまで本格的なカレーを提供しているのか、店主に聞きました。 「とよのcoffee」の豊川清文さん: 「カレーとコーヒーは、カレーは隠し味にコーヒーを入れる人も意外といるので相性はいいと思うんですよ。喫茶メニューの枠を超えているものがあってもいいんじゃないかって」
「コーヒーとカレーは本来相性がいい」という豊川さん。これまでフレンチ、イタリアン、和食などの経験があり、カレーとコーヒーが合うことに気づいたことから喫茶店で本格的なカレーを提供したいと思いついたということです。 本格カレーが食べられる珍しいモーニングとして話題になり、ドリンク代プラス600円という価格設定もお値打ち好きな名古屋の人たちに受け、あっという間に一番人気メニューになったといいます。
日々、カレー作りに没頭する豊川さん。オープンして1年半あまりで、レシピは200種類以上になり、いまでは閉店時間を早めて、カレーを作る時間を確保するほど、没頭しているそうです。
豊川さん: 「作るんだったら本格的に作りたいなと思いまして。まだ(オープンから)2年経っていないのでまだまだこれからなので、これからもずっとやり続けますよ」 2024年12月5日放送