最年少出場の大澤(徳之島出身)5位 ベンチプレス世界大会ジュニア部門
ベンチプレスの世界大会「WORLD CLASSIC&EQUIPPED BENCH PRESS CHAMPIONSHIPS 2024」のジュニア部門は5月22日に米国テキサス州であり、鹿児島県徳之島町出身の大澤宝穂(19)が66キロ級で5位になった。大澤は「最年少出場を達成し、5位争いに勝ち、初めてにしては良い成績」と喜んだ。 大澤は鹿児島市の専門学校生。3年前に競技を始め、今年1月に大分県であった国内大会で準優勝して世界への切符をつかんだ。 世界大会には出場6人中、最年少19歳での初出場。競技では130キロを上げて1人抜き、目標の5位も達成した。 出場した各国選手の成績を総合して順位が決まる国別のジュニア団体戦では、日本チームは前年の3位から順位を上げて準優勝した。 団体銀メダルも手にした大澤は「チームの選手へのサポートで貢献できた」と胸を張り、今後の目標について「ジュニア出場資格最後の年となる23歳までに世界大会で優勝したい」と頂点を見据えている。