純白の衣装でオープニングのステージを彩るジュニアたち（カメラ・岡野　将大）

　ジュニア総勢９０人が出演するコンサート「ＳＨＯＷｂｉｚ　２０２５」（１３日まで、全１３公演１９．５万人動員予定）が５日、東京・有明アリーナで開幕した。 　８歳から２７歳まで平均年齢１７．２歳のジュニアたちが大集結した。「美　少年」の浮所飛貴（２２）が先陣を切って「２０２５年、僕たちにとっても皆さん一人ひとりにとっても、すてきな１年になりますように」と新年を祝福。「少年忍者」の織山尚大（なお、２１）は「明けましておめでとうございます！　新しい未来に向かって思い切り、Ｈｅｌｌｏしていきましょう！」と気持ちを新たに呼びかけた。 　少年隊からＡぇ！ｇｒｏｕｐまで、デビューした先輩たちの名曲を次々とパフォーマンス。帝国劇場公演で歌い継がれてきた歴史と伝統を感じさせる楽曲や、新春のお祭りらしい和装の演出、Ｓｎｏｗ　ＭａｎやＫｉｎｇ＆ＰｒｉｎｃｅのＨＩＰ　ＨＯＰナンバーなど全３９曲を披露した。 　観客には着席での鑑賞を求めるなど新鮮な構成となった。グループ単位でのパフォーマンスではなく、東西も年齢も垣根を越えた組み合わせでのパフォーマンスに徹した。球体フライングやバンド演奏でも沸かせ、ファンサービスでは会場を縦横無尽に駆け回った。 　フィナーレでは、「ＨｉＨｉ　Ｊｅｔｓ」の井上瑞稀（２４）と、「美　少年」の岩崎大昇（２２）が代表して「この“ＳＨＯＷｂｉｚ”を通して、やっぱりショーっていいなと思いました。僕たちはひとりじゃない。素晴らしい仲間とファンの皆様に見守られながら明日への扉を開いていきたい」と誓った。９０人がメインステージに集まって少年隊の「プリマヴェラ～灼熱の女神～」を披露。ショービジネスの世界で生まれ育ち、青春をかける９０人の魂を呼応させた。（奥津　友希乃）