師走スケッチ2024 元気に「よいしょ」 米子市児童文化センターで恒例の餅つき行事
米子市西町の市児童文化センターで22日、年末恒例の餅つきがあった。約80人の子どもが参加し、昔ながらのきねと臼を使い、元気よく餅作りを楽しんだ。 1983年の同センター開館当初から続く恒例行事。今年は長年にわたり企画や運営をサポートする団体「こどもネットワーク『チルネット』」(卜蔵(ぼくら)久子代表)から、きね3本の寄贈を受け、臼も新調された。 子どもたちは「よいしょ」のかけ声が響く中、卜蔵代表の手ほどきで真新しいきねを振るった後、館内で早速つきたてを頬張った。 日吉津村から家族と訪れた石橋宗大ちゃん(5)は「おいしいお餅ができた」と大満足。担当した同センターの枝木由加指導員は「家庭で以前の餅つきが見られなくなる中、伝統文化の良さを体験してもらう機会となった」と話した。
日本海新聞