古里、笑顔懐かし 富山県内、帰省ラッシュ
年末年始を富山県内で過ごす人たちの帰省ラッシュが28日、本格的に始まった。富山駅などは大勢の人で混雑した。JR西日本金沢支社は、30日が帰省のピークと見込む。 午後0時ごろ、JR富山駅の新幹線改札口では、スーツケースやお土産などを手に古里に戻ってきた人たちが家族との再会を喜び、笑顔を見せていた。 東京都から富山市銀嶺町の祖父母の元へ母親と帰省した小学3年の田嶋市香さん(8)は「雪だるまを作って遊びたい。おすしも食べたい」と声を弾ませた。愛知県から帰省した大学1年の井本陽(はる)さん(18)は「家族と親戚で初詣に行くのが楽しみ」と話した。 同支社によると、28日は午後4時までに、東京発敦賀行きの北陸新幹線「はくたか」の3本で、自由席乗車率が110~130%となった。Uターンのピークは、来年1月4日を見込んでいる。