出品された色とりどりの鉢に見入る来場者＝２０日、那覇市緑化センター

　第41回全沖縄つばき展（主催・沖縄椿協会、沖縄タイムス社）が20日、那覇市おもろまちの市緑化センターで始まった。同協会や椿盆栽愛好会の会員、沖縄美ら島財団が育てた83鉢のツバキを展示している。初日から多くの愛好家が訪れ、赤や白、桃色など色とりどりの鉢に見入っていた。21日まで、入場無料。 琉球国王にゆかりある白ツバキ 　浦添市から訪れた東内原克憲さん（74）は「愛好家が丹精込めて育てただけあってまさに芸術品。たくさんの花を付けた鉢も多く、見応えがある」と出品された鉢をじっくり眺めていた。 　21日は午前10時から午後5時。初日同様、先着100人にツバキの苗をプレゼントする。午後2時にはツバキの殖やし方についての講習会もある。（社会部・島袋晋作） （写図説明）出品された色とりどりの鉢に見入る来場者=20日、那覇市緑化センター