標準宅地の変動率の平均はワースト2位 愛媛の路線価
今年の路線価が1日、発表されました。 標準宅地の変動率の平均でみると愛媛が全国ワースト2位の下落率です。 路線価は地域の主な道路に面した土地の1平方mあたりの価格を1月1日時点で評価したもので相続税などの算定基準となります。 高松国税局の発表によりますと、路線価決定の基準となる県内約4200ヵ所の標準宅地の変動率の平均は去年と比べて0.8%下落しました。 この下落幅は全国で2番目に大きく、17年連続での下落です。 県内で路線価が最も高くなったのは松山市大街道2丁目の大街道商店街で、去年より3%上昇して69万円となりました。 これは10年連続での四国最高です。 上昇の要因について不動産鑑定士などは「ホテルの開業や観光客数の増加などが地価上昇につながった」としています。