【京都2歳ステークス展望】2戦2勝のエリキングが一歩リードか 前走圧勝のサラコスティにも注目
第11回京都2歳ステークス・G3が23日、京都競馬場の芝2000メートルで行われる。 【データで見る】エリキングの血統、戦績 新馬戦と野路菊Sを勝ったエリキング(牡2歳、栗東・中内田充正厩舎、父キズナ)はレースぶりにまだ若さを残すが、それでも完勝と素質の高さを感じさせる内容。中間も併せ馬で僚馬を圧倒する動きをみせており、3連勝に期待が高まる。 新馬戦はエリキングの2着だが、続く未勝利を1・5秒差で快勝したサラコスティ(牡2歳、栗東・池添学厩舎、父エピファネイア)もまだまだ上を狙える逸材。前走で見せた先行力は、内回りコースで生きそうだ。 野路菊Sでエリキングの2着だったのがジョバンニ(牡2歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父エピファネイア)。上がり3ハロンはエリキングより0秒1速かったし、展開ひとつで逆転も。 新馬戦が強かったのがクラウディアイ(牡2歳、栗東・橋口慎介厩舎、父サートゥルナーリア)。一概に比較はできないが、勝ちタイムは野路菊Sよりも0秒2速いもので、通用していい能力がある。ひと息入ったが仕上がりも順調だ。
報知新聞社