「光る君へ」まひろ&道長が“家族公認”の仲に!惟規の爆弾発言2連発にどよめき
惟規の爆弾発言はこれにとどまらず、為時に連れられて道長を訪れた際にはまたしても視聴者をヒヤヒヤさせる事態に。勉強嫌いだった惟規が晴れて従五位下に出世し、為時が越後守に任ぜられるという吉報続き。為時が道長に「幾重にも御礼申し上げます」と深々と頭を下げると、惟規が「おそれながら左大臣様」と口を開き、為時の心中を代弁するかのように「今度は一体何を言い出すのか」と肝を冷やす視聴者の声が続々。 惟規は「姉もお世話になっております。あの…恐れながら姉は気難しくて人に気持ちが通じにくいのでございますが、どうぞ“末永く”よろしくお願い致します」ときりりとした表情で頭を下げ、道長はかすかに動揺しながら「うん」とだけ答えていた。“堂々と”姉を託す惟規に「おい、こんなとこで言って大丈夫か?」「いちいち意味深」など驚きが寄せられる一方で、目が泳ぐ道長の反応にも指摘が相次いでいた。
これにより、まひろの家族に“公認の仲”となったまひろと道長。斎院の中将(小坂菜緒)にフラれた惟規が、まひろに「左大臣様の姉上の気持ちも変わらないなあ。斎院の中将の君の心はころっと変わったけど、それに比べたら左大臣様は凄いよ……」としみじみ話す場面もあり、相変わらず姉思いな惟規が視聴者の心を揺さぶっていたが、終盤では惟規を巡り突然の悲劇が勃発。めでたい場が続いた直後だっただけに、ネット上では沈痛の声が後を絶たない。
なお、公式サイトの用語集によると「子の日の宴」とは正月の初めの子の日に宮中で公卿や侍臣などに賜わった宴のこと。「裳着」は成人した貴族の女性が初めて裳をつける儀式。男性の元服にあたるという。(石川友里恵)