脂質制限が必要な愛犬やシニア犬におすすめ。生肉使用なのに低脂肪、毎日続けられるおいしい療法食が新発売
プレミアムドッグフードメーカー「POCHI」は、脂質制限が必要な犬たちのために、原材料と嗜好(しこう)性にこだわって作ったスーパープレミアム品質の療法食「POCHI犬用食事療法食 消化器ケア 低脂肪 フレッシュターキー」を2024年7月16日より発売した。「脂質の数値を獣医師に指摘された」「脂肪を抑えるよう獣医師から指導を受けた」「療法食でも品質やおいしさにこだわりたい」「シニア期に入り消化能力が落ちてきた」と悩む飼い主におすすめの療法食だ。 【写真】こんな子におすすめ。遺伝的に疾患が心配される犬種例 今回の新商品について、担当者に話を聞いてみた。 ーー本商品の特徴を教えてください。 今回発売した低脂肪フードは、すい炎だけでなく高脂血症や胆泥症など多くの病気で求められます。その使用は長期間になるケースが多いため、安心して使い続けられることが大切になります。そこで大事なのは、犬が喜ぶおいしさ、嗜好性です。第一原材料にターキー生肉を採用し、風味豊かで高い嗜好性を実現しながらも脂質5%と療法食として低脂質に設計。さらに、消化器に負担をかけにくいMCTオイルや消化をサポートする豚すい臓乾燥物、腸内環境の改善をサポートするプレバイオティクス(イヌリン)やプロバイオティクス(フェシウム菌)を配合し、複合的に消化に優しいレシピになっています。 ーー安心して愛犬に与えることができますね。 はい、療法食は“治療中の一時的なもの”と考えている方もいると思いますが、本商品はAAFCOの総合栄養食の基準を満たしており長期的に与えられます。少し難しい話になりますが、AAFCO総合栄養食基準にはDM値が採用されています。低脂質ながらも脂質の乾燥物分析値(DM値)は5.5%なので、AAFCOの総合栄養食の基準を満たしております。 ーー商品のアイデアはどのようにして生まれましたか? 病気と付き合っていくなかで、療法食は体の負担を軽減してくれる大切な選択肢のひとつです。ただ、病気への対応を優先するため、栄養成分量や比率を調整することを重要視し、おいしさは二の次になりがちです。しかし、飼い主としては病気のときこそ、制限されたなかでも、せめておいしいごはんで愛犬を笑顔にしてあげたいというご相談を多くいただいておりました。スタッフのなかにも愛犬のために低脂肪療法食を与えながらも、療法食の原材料に満足していないという者がいたことから、低脂肪療法食の開発が始まりました。 ーー実現に向けて苦労した点は? 低脂肪療法食は脂質が抑えられていることが大前提ですが、主原料として第一原材料には生肉を使いたいというこだわりから、どのように脂質を抑えるかが課題でした。チキンが一般的ななか、チキンよりも脂質が低いターキーを選択したことやオイルのなかでも消化器へ負担がかかりにくいMTCオイルを用いるなどして、おいしくて低脂質という課題をクリアしました。その他にも消化のサポートのために加えた豚すい臓乾燥物は、加熱によりその働きを失う性質があります。そのため、ドックフードの成形後、冷えた粒に真空状態でスプレー噴射する機械を通し、熱による働きの低下を避ける方法を採用しました。 ーーでは、イチオシポイントは? 低脂肪療法食ではめずらしい、第一原材料にターキー生肉を採用しているところです。生肉を採用することでおいしい療法食を実現しました。また、ミートミールやグルテン、着色料やBHAなどの酸化防止剤、遺伝子組み換え食品など避けたい添加物は使用せず、療法食ながら、おいしくて安心なスーパープレミアム品質はPOCHIブランドとして譲れないポイントです。 ーー最後に、ユーザーへメッセージをお願いします。 これまで、療法食を食べさせるよう指導されても、犬の反応が悪くなかなか続かなかったという方、手に入りやすい療法食の品質に疑問を感じていた方にもおすすめできる自信作ができあがりました。このフードがたくさんの犬や飼い主の皆さまの楽しい食事の助けになれば幸いです。低脂肪でもおいしい療法食をお探しの方は、ぜひお試しください。 ■こんな子におすすめ a)脂肪制限が必要な消化器疾患をかかえる犬 ・すい炎、高脂血症、胆泥症など、脂肪制限が必要な消化器疾患になると、獣医師から脂質の低い「低脂肪フード」に切り替えるよう指導される。 【脂肪制限が必要な消化器疾患と対策の例】 ・すい炎(急性時) すい臓から分泌される分解酵素を抑えてすい臓の炎症を悪化させないために脂肪を制限。 ・すい炎(慢性時) すい臓の働きが低下して脂肪を分解する酵素が少なくなっているため脂質を制限。 ・高脂血症 脂質代謝異常に併発することも多いといわれているため脂質制限が求められることが多い。 ・胆泥症 脂質代謝異常やホルモン疾患などが原因で胆のうの動きが低下した状態のため、胆汁を産生する刺激となる脂質を制限。 b)遺伝的にこれらの疾患が心配される犬種 遺伝的にこれらの病気にかかりやすく、脂質代謝異常を起こしやすい犬種として、ミニチュア・シュナウザー、コリー犬種(シェットランド・シープドッグやボーダー・コリーなど)、アメリカン・コッカー・スパニエル、イングリッシュ・コッカー・スパニエル、ジャック・ラッセル・テリアなどが挙げられる。病気になってからではなく、予防の意味でも低脂肪フードを検討したい犬種とされている。 c)シニア犬や胃腸に不安をかかえる犬 ・総合栄養食基準にも適合しているためシニア犬や普段から胃腸に不安を抱える犬にもおすすめだ。療法食であると同時に、AAFCOが定める総合栄養食の栄養基準に適合。療法食は、対象の疾患や症状に対して有効な栄養成分を増加・制限しているフードであり、総合栄養食基準から逸脱したフードを意味するものではない。 ・シニアになって「軟便になりやすい」など消化機能が落ち、シニア期になって太りやすくなった犬にもいい。 なお、今回の発売を記念して、2024年8月30日(金)までの期間限定で20%オフの特別販売を実施中。1キロサイズ通常2420円のところを1936円にて、3キロサイズ通常6590円のところを5272円にて、お得に購入できる。 ※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。