『聖☆おにいさん』完成披露で異例の展開 豪華キャストが他作品の宣伝ばかり 福田雄一監督「バカな狙いです」
俳優の松山ケンイチ、染谷将太が21日、都内で行われた中村光氏のギャグ漫画『聖☆おにいさん』(講談社「モーニング・ツー」連載中)の実写映画化した『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』(12月20日公開)の完成披露会に参加した。 【動画】松山ケンイチ、染谷将太、白石麻衣ら舞台挨拶で異例の展開!?豪華キャスト全員が他作品の宣伝ばかり 松山、染谷を筆頭に、岩田剛典(三代目 J SOUL BROTHERS)、勝地涼、白石麻衣、川口春奈、山田孝之、窪田正孝、藤原竜也といったスターが集結したイベント。冒頭のあいさつで松山は「イエス役、そして来年1月期『クジャクのダンス、誰が見た?』の松風をやらせていただきます、松山です」と自己紹介しながら他作品をpr。続く染谷も「ブッダ役を演じさせていただきました染谷将太です。12月は1週目に劇場版『ドクターX』でお医者さん役、2週目に『はたらく細胞』で細胞役、そして3週目に『聖☆おにいさん THE MOVIE』が公開となります!と他作品を宣伝した。 登壇者はもれなく、他作品をアピール。真意を問われると福田雄一監督は「プロデューサーが言うには『他のものを見てくださった人たちが全員これを見てくれるんじゃないか』と。そんなバカな狙いです」と苦笑いで説明して笑わせた。 神の子イエス(松山ケンイチ)と仏の悟りを開いたブッダ(染谷将太)が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら下界でバカンスを満喫している日常を描く。映画では、下界〈地球・日本〉でバカンスを過ごすべく、ゆるく平和な日常に勤しんでいるイエスとブッダの前に、世界の命運を揺るがす、神、仏、天使、悪魔が大集結する。