◇強肩生かし、投手兼務 本橋叶麻（とうま）外野手（１年） 小学２年から中学３年まで捕手だった。高校に入り、小針崇宏監督から「良い球を投げているから投手をやってみろ」と言われ、現在は投手兼外野手としてプレーしている。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち ずっとボールを受ける側だったため、「捕手の気持ちを考えながら投げるのが楽しい」と新たな役割も喜んでいる。捕手にとってリードしやすい投手を目指し、制球力を磨く日々が続く。外野手としても肩の強さを生かし、「低くて速い球を投げられる」と自負する。 「叶麻」という名前は「麻のようにまっすぐ育って、夢をかなえてほしい」という両親の願いが込められている。「憧れていた甲子園で少しでも出場機会を得て、チームに貢献したい」。下野市立国分寺中出身。１７８センチ、７２キロ。【鴨田玲奈】＝つづく
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