職員15人へのセクハラで辞職した前・池田町長 “官製談合”で逮捕
中京テレビNEWS
陰部や尻を触るなど職員15人へのセクハラ行為で辞職したばかりの岐阜県池田町の岡崎和夫・前町長。官製談合事件をめぐり逮捕されました。
11日、官製談合事件で逮捕された前池田町長の岡崎和夫容疑者(76)。 警察によりますと、2022年に池田町が執行した、温知保育園空調機設置工事の指名競争入札について、岡崎容疑者は、適正に入札事務を行う義務に反して、入札の秘密事項である指名業者をもらし、入札の公正を害すべき行為をしたとみられています。
岡崎容疑者といえば、去年7月、女性職員らが「岡崎町長にセクハラを受けた」と告発。町長は否定していましたが、セクハラの疑いを調べた第三者委員会が町に報告書を提出。 2013年から去年までに勤務した全職員にアンケートを行い、15人に対するセクハラがあったと認定しました。 報告書に書かれたセクハラの実態は、町長室などで肩やおしりを触ったり、頭をなでたりしていたというセクハラ行為。
11日、官製談合事件で逮捕された岡崎容疑者。 動機などは捜査中で、警察は認否を明らかにしていません。
そして午後3時半ごろ、就任したばかりの竹中新町長が取材に応じました。 竹中誉 新町長: 「衝撃の一言に尽きます。池田町には後ろがありませんので、前に進むだけなんだろうな。今後事実が判明し次第、町民の方にも包み隠さずご報告差し上げる」