ＯＨＫのカメラが収めた岡山・香川の懐かしの映像で、ふるさとの歴史を振り返る「きょうは何の日」。年末年始特別編として岡山・香川「昭和の年末年始」の映像をシリーズでお届けします。 第１回は１９７７年（昭和５２年）１２月２９日に岡山市で撮影された映像です。岡山駅ではお正月をふるさとや行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュが始まりました。 この当時の山陽新幹線の車両は初代新幹線の「０系」でした。宅配便なども現在ほど発達していなかったからか、大きなカバンや紙袋を持った人たちが多く見られます。 乗り換え客が向かったホームのうち、山陰方面に向かう人たちが乗り込むのは、特急のやくも号です。岡山と山陰を結ぶ伯備線は電化されておらず、電車ではなくディーゼルの車両でした。目的地も現在の出雲市から、さらに先の益田まで運行されていました。