半袖スタイルにガツンと【太セルメガネ6選】
ほどよいボリューム感を湛えたウエリントンのフロントに、1950年代の稀少なヴィンテージフレームに見られる上下ベベルカットのテンプルを合わせた太セル。フロントの3ピンカシメ、テンプルの2ピンカシメも、深みのあるマットブラックの生地に映えます。
だからシンプルなTシャツはもちろん、半袖シャツやニットポロなど、オヤジの夏スタイルを支えるどんな半袖アイテムにもハマります。
【3】 ロッツァ/イタリア職人の粋を集めた新ライン
1878年から続くイタリア最古の名門から、細部までこだわり抜いた新ライン「ロッツァ アルテ」が誕生。その嚆矢となる太セルが『VL4353 アルペジオ2』です。テンプル裏の芯金にまで独自の彫金を施すなど、随所の凝り様は段違い。伝統と革新を体現した語れる選択肢といえます。
【4】 マツダ/海外で大人気のツウな国産名品です
レンズを奥に落ち窪ませるテレビジョンカットにより、立体的な表情を叶えてくれる太ウエリントン『M1033』。表面のみクリアなテンプルから覗く芯金に施された彫金や合口の装飾により、サイドシャンでもある。いずれの意匠も熟練職人による高い技術力のなせる業です。
【5】 オリバーピープルズ/吊り上がった目元がインパクト抜群
掛けるだけで即ヴィンテージライクな表情が得られるバタフライシェイプは、ハリウッドセレブ御用達の新作『キエンナ』。どんな半袖コーデもキマる真っ黒サングラスは、夏のドライブからリゾートトリップまで重宝すること請け合いです。
【6】 トレミー48/鯖江の職人が彫るエスプリに刮目
ココンチ得意の油圧プレス加工によるボリューミーなボストンシェイプと、地彫り彫金入りのチタンテンプルを、アイコニックなオニキスヨロイで融合した『E-090』。18世紀のブルボン朝で一世を風靡したロココ様式模様を、表出しない裏側にまで施工するというこだわりっぷりが素晴らしい一本です。 2024年8月号より ※掲載商品はすべて税込み価格です 写真/人物・熊澤 透(impress+)、静物・鈴木泰之(Studio Log) スタイリング/中西真也、窪川勝哉 ヘア/Takuya Baba(SEPT) メイク/Ken Nakano 文/竹内虎之介(シティライツ)、瀧川修平 編集/市村広平、加藤寛太(ともにLEON)