西武が黒木優太と育成契約 2017年にオリックスで55試合登板 「立正大時代から評価していた」
西武は20日、今オフに日本ハムを戦力外となった黒木優太投手(30)と育成選手契約を結んだと発表した。背番号は「136」。 ■父はレオのレジェンド、24歳モデル【写真】 球団を通じて黒木は「育成契約ですが期待していると言っていただき、とてもうれしいです。ライオンズの一員として1日でも早く支配下選手になれるようがんばります。バランスの良い投球が持ち味なので、しっかりアピールしていきます」と意気込んだ。 2017年に立正大からドラフト2位でオリックスに入団。同年は55試合に登板した。今季から日本ハムでプレーしたが2試合に登板にとどまっていた。通算135試合で10勝11敗3セーブ47ホールド、防御率4.37。 実績のある右腕への期待は高く広池浩司球団副本部長兼編成統括は「けがをしていた時期もありますが、コンディションが整えば、リリーフとして活躍できる能力がある選手です。力強いストレート、縦割りのカーブなどが特徴で、空振りがとれるフォークどれも素晴らしい球を持っています。立正大時代から評価していた選手のひとりで、注目していました。まずはコンディションを整えて、早く1軍の戦力になってほしいと思います」とコメントした。
西日本新聞社