海外掲示板Redditにて、「ターン制のRPGは複数キャラクターのパーティを制御するのに最適な方法ではないか？」という投稿がなされ、議論を呼んでいます。 【画像全4枚】

リアルタイム戦闘の仲間は上手く戦ってくれない？ターン制戦闘の利点と「カスタマイズ可能」なAIの評価

『バルダーズ・ゲート3』

スレッドを立てた投稿者は「私はリアルタイムRPGとターン制RPGの両方をプレイしていて、リアルタイムRPGは1人のキャラクターを操作する分には楽しいが、AIの仲間がいるときに魔法使いが近接戦闘の領域に出てきたり、間違った呪文を使ったりするので、手動操作に切り替えることを余儀なくされる」といいます。

『ファイナルファンタジー10』

その点で、『バルダーズ・ゲート3』といったターン制のRPGや、『FF7 REMAKE』『FF12』など、キャラクターの随時切り替えやAI組み立てによって仲間の行動を制御できるゲームが素晴らしかったとしています。

『ファイナルファンタジー12 The Zodiac Age』

この掲示板に対する意見では、主にFFシリーズの戦闘の工夫に賞賛を送る声が多く見られました。中でも『ファイナルファンタジー10』の戦闘システムを褒める意見が多く、「JRPGの戦闘の最高峰」「状況に応じてメンバーを入れ替えて戦うのは洗練されたデザインだ」といった意見が寄せられています。

『メタファー：リファンタジオ』

自分で仲間キャラクターの行動ルーチンを細かく制御できる「ガンビット」システムを搭載した『ファイナルファンタジー12』も掲示板で高い評価を得ています。「20年以上前のゲームだが、ターン制戦闘をリアルタイム戦闘のように見せるのに非常に良かった」「もっとこのシステムを取り入れたゲームが出てほしい」という意見が掲示板上で見受けられました。

アトラスのターン制RPGも高い評価を得ています。「私は『メタファー：リファンタジオ』を楽しんでいます。複数のメンバーを管理し、スキルやアクションを組み合わせるのが楽しいです」といった意見が見受けられました。

同掲示板では「リアルタイムとターンベースでは当然ターンベースが戦略にとって常に優れています。分析して考える時間があるからです。リアルタイムでは予測的かつ反射的な行動の実行が求められます」といったゲームシステム面を指摘する声や、「『バルダーズ・ゲート3』が登場するまで、ターン制RPGはニッチなスタイルなゲームであった、それが再評価されたとするのなら、間違いなく『バルダーズ・ゲート3』のおかげだろう」「近年のFFは軽いRPG要素を備えたハックアンドスラッシュスタイルのアクションゲームへと変化している」といった、必ずしもターン制RPGが主流ではないという声も数多く上がっています。

さて、ターン制RPGについての海外ゲーマーの声を紹介してきましたが、あなたはどう思われるでしょうか？是非ともコメント欄でお伝えください。