一斉にスタートするフルマラソンの参加者＝27日午前、島田市内

　第16回しまだ大井川マラソンinリバティ（実行委員会主催、静岡新聞社・静岡放送共催）が27日、島田市内で開かれた。フルマラソン男子は東京都杉並区の会社員小川孝代さん（24）が2時間25分10秒、同女子は同中野区の看護師皆川麻美さん（33）が2時間55分2秒でそれぞれ優勝した。 　10キロの部と合わせて全国から7298人が参加した。ゲストに迎えたパリ五輪陸上男子マラソン代表の大迫傑選手がランナーと一緒に走った。フルマラソン出場者は島田第三小前をスタートし、市中心部や川越し街道、大井川沿いのコース「リバティ」などを走り、ゴールの市陸上競技場を目指した。 　フルマラソン初挑戦という小川さんは「コースが走りやすく、練習の成果を100％出し切れた」と話した。皆川さんは「後半にペースが落ちたが、ラスト5キロで気持ちを切り替えて走れた」と振り返った。