「強いリーダーと取引を好むから堂々と話を」元大使に聞くトランプ氏の“トリセツ”
■「強いリーダーシップとの“ディール”」
政府関係者によりますと、石破総理は南米訪問の後、アメリカに赴き、今月20日か21日を軸にトランプ氏との会談を調整中だといいます。 これから迎える第2次政権。アメリカは大統領のみならず、上院、下院、3つすべてを共和党が制する可能性が高まっています。 最高裁は、保守派の判事が過半数を占め、トランプ氏の権力を阻むものはほぼありません。加えて、首席補佐官の人事をみると、トランプ政権の中にも変化がみられます。対峙する石破政権に必要なものは何なのでしょうか。 安倍政権時の駐米大使 杉山晋輔氏 「主要なアメリカのポリティカル・プレーヤー(政界関係者)は、8年前と同じではない。日本からすべきことは、主要なプレーヤーに、よりきめ細かく、強くはたらきかける。“話し合いの幅を広げる”ことが、さらに重要になる。トランプさんは、強いリーダーと取引することを好む人である。日本のリーダーとして、堂々とトランプ氏と話をすれば、必ずより良い関係が築かれる」 (C)CABLE NEWS NETWORK 2024
テレビ朝日