新元号「令和」の号外求め大阪駅に人が殺到
新元号「令和」の号外求め大阪駅に人が殺到
1日午前、新しい元号が「令和(れいわ)」と発表された。大阪市北区の大阪駅では号外が配られたが、多くの人が詰めかけ、警察官が対応に追われている。 【全編動画】新元号は「令和」 菅官房長官が発表
号外受け取った男性「靴下片方ぬがされるほどすごい人」
奈良市から来たという中学生の男性(14)は「きょうはここで号外が配られると思って待っていました。配られるとすごい人で押しつぶされそうになって、靴下を片方脱がされるほどのすごい人でした。元号が変わるのはそうあることではないので、号外をもらうことができてうれしいです」と話していた。 そして、インタビュー中に警察官の男性が脱がされた靴下を持ってきて、戻った靴下を手に笑顔をみせた。その後、通行人らからは「写真撮らせてー」という声が相次ぎ、何枚もの記念撮影に応じていた。
東京都品川区から来たという幼稚園の男児(5)は「号外を持っていた人がくれたの。僕は幼稚園児だけど、令和の漢字は覚えて読めるよー」と笑顔で話し、報道陣に受け取った号外をみせていた。
一方で、号外が配られた大阪駅の御堂筋口付近の大型ビジョンで新元号発表を待っていた人も多く、発表時間の同日午前11時半には多くの人が集まっていた。
しかし、画面が新しいニュースに変わらず、周囲の人たちがスマートフォンで得た情報を伝えると「早く画面も撮りたい」という声が多く聞かれた。 発表から約50分後の午後12時20分ごろにようやく変わると、その画面を撮影する人の姿も多くみられた。