競輪界のレジェンド、54歳・小嶋敬二と50歳・新田康仁の同期連係が実現!「付かせてもらいます」/高知G3
高知競輪場の「能支・万協よさこい賞争覇戦(G3)」は14日に最終日を迎える。7Rの特選に出場する小嶋敬二(54歳・石川=74期)と新田康仁(50歳・静岡=74期)に話を聞いた。 準決敗退となった小嶋敬二は最終日、中近ラインの石塚輪太郎を目標にできる番組に組み込まれた。しかし「準決が中途半端だったし自力を出したい気持ちがある」と頭を悩ませていた。 そして近くにいた同期の新田康仁に聞こえるように「新田が付いてくれるなら自力でやるのになぁ~」と大きな独り言をこぼした。目標不在で悩んでいた新田も「どうするかは中近勢次第だったけど…。小嶋さんがそう言うなら付かせてもらいます」と小嶋-新田の同期連係が実現。 寂しそうにしていた石塚だったが、新田が石毛克幸に「せっかく輪太郎が空いてるんだから、付いた方がいいんじゃない?」と提案し、石塚-石毛の即席ラインもできあがった。 初日も同じレースを走り結果的にワンツーとなった74期の2人。今度はラインを組んで正真正銘のワンツーを決めたいところだ。(netkeirin特派員)