【横浜好き】苦手意識も薄れてきた交流戦に突入。序盤は相性の良い2チームと対戦
中日、東京ヤクルト相手に5勝1敗と上昇気流に乗ったかと思われたチームが、地元で広島に同一カード3連敗。
登録抹消となった度会隆輝に代わる1番には蝦名達夫が入り、故障から約1ヶ月ぶりに復帰したオースティンとの1・2番コンビで、新たなる強力打線が完成しつつありましたが、大黒柱の牧秀悟が5月21日に右太もも裏の故障で戦線離脱となってしまいました。代役の4番には電撃復帰した筒香嘉智が入っていますが、ベストメンバーがなかなか組めない状況が続いています。
借金3で迎えるセ・パ交流戦は、通算成績が408試合で168勝229敗11分。勝率4割2分3厘2毛は、最下位の広島と8毛差で、12球団中11位と『鬼門』と呼ぶべき舞台ですが、昨季は11勝7敗で初優勝を果たしています。
2019年から2年連続勝ち越し、2022年も9勝9敗と、近年は苦手意識も薄れているようですが、今年で19回目を迎える交流戦、過去のデータを振り返りながら、対策を練っていきましょう。
まずはチーム別の対戦成績を見ると、通算成績で勝ち越しのチームはゼロ。そんな中で、もっとも数字がいいのが東北楽天戦で通算成績は31勝34敗3分、2022年から2年連続で勝ち越し中です。
次に成績がいいのが北海道日本ハムと千葉ロッテで、通算成績はいずれも30勝37敗1分。特に北海道日本ハムは2018年から5年連続(2020年は交流戦開催なし)勝ち越しが続いています。今季は交流戦最初のカードが楽天、2カード目が北海道日本ハムとなっており、相性のいい2チーム相手に好スタートで勢いをつけたいところです。
逆にもっとも苦手としているのが、22勝43敗3分の福岡ソフトバンクで、26勝41敗1分のオリックスと続き、交流戦2週目のハマスタでの6試合は、踏ん張りどころと言えそうです。交流戦で優勝した昨季も、福岡ソフトバンクにはパ6球団で唯一、負け越しており、今年はここまで圧倒的な強さを見せている相手にどれだけ戦えるか、注目です。