「身をもって示している」 韓国メディアも大谷翔平の「40-40」に脱帽!打者としてのポテンシャルの高さに驚愕「心配は無用であった」
快挙達成のインパクトが世界中を揺るがしている。 ドジャースの大谷翔平が現地時間8月23日のレイズ戦で成し遂げた、メジャー史上通算6人目となるシーズン40本塁打・40盗塁の偉業は、あらためて「日本人スター」のプレーヤーとしての価値を高めるものとなった。今季は、昨年9月に行った右肘手術のリハビリに務めながら、打者として驚異的な成績を残すシーズンを送っており、打撃3部門ではいずれもタイトルを狙える数字を維持、さらに盗塁でも40個の大台に乗せ、キャリアハイを更新し続けている。今回の「40-40」は史上最速での達成であり、大谷の新たな勲章とも言える、まさに大記録樹立となった。 【動画】大谷翔平が大台の40号に到達!「40-40」達成をサヨナラ弾で決めたシーン 大谷の歴史的なパフォーマンスは、世界各国で絶賛されている。韓国メディア『世界日報』でも8月25日、大谷が達成した「40-40」について、「MLBの歴史で6人目、アジア人として史上初」と伝えている。 同メディアは、「昨冬、米メジャーリーグのドジャースが『二刀流』大谷翔平に10年総額7億ドルというプロスポーツ史上最大規模の契約を結んだとき、過剰なまでの支払いではないかとの声が上がった。昨シーズン終了後に肘の手術を受けた影響で、今シーズンは投手としてプレーできないからだ」と主張。続けて、「守備をしない指名打者専念となる上に、肘の手術の影響で来年も健康的に投手をこなせるかどうかも未知数だった」として、ドジャース入団時の反応などを振り返っている。 その上で、「大谷の心配は無用であった。スラッガーとしての能力も比類なく、走りも速い彼が打者だけにすべての能力を集中すればどれほど強力であるかを、身をもって示しているようだ」と称賛の言葉を並べ、さらに史上最少試合での到達と説明しながら、「メジャーリーグ史上最強の『強打と俊足を兼ね備えた選手』であることを証明した」と評している。 加えて同メディアでは、残りの試合数などから、「50-50も達成可能」と見込んでいる。終盤戦を迎えるレギュラーシーズンも、さらなる大記録の期待が懸かる大谷の一挙手一投足に、世界中からの視線が注がれることになりそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]