久保建英（ロイター）

　イングランド・プレミアリーグのトットナムで日韓デュオが誕生か？　同クラブは日本代表MF久保建英（22）の獲得に向けて所属するスペイン1部レアル・ソシエダードに移籍金5000万ユーロ（約84億5000万円）のオファーを出したと報じられた。 　この件について、韓国メディア「SPOTVnews」は「もし久保が移籍に成功すれば、以前の所属チーム、レアル・マドリードは移籍金の50％を受け取る。ソシエダードは最大値（6000万ユーロ＝約101億4000万円）を求める理由だ」とした上で「トットナムが確実に迎え入れれば、韓日デュオ誕生という興味深い構図がつくられる」と伝えた。 　トットナムには韓国代表エースFW孫興民（31）が所属していることから同メディアは「アンジェ・ポステコグルー監督は若いサイド攻撃選手の補強を望んでいる」とし「孫興民が少年のように走っており、新鮮さのために新しい選手補強は必須とみている」と指摘。孫をサポートできる存在としても、久保に注目しているようだ。 　ただ久保にはトットナム以外に、リバプールやアーセナルのイングランド勢が獲得への興味を示しており、今オフに争奪戦となる可能性も出ている。同メディアは「いろいろと、興味深い久保の未来だ」とし、今後の動向を気にかけていた。