危険な盛り土 県が埼玉県の男性を刑事告発 行政代執行で撤去、予算は2億5500万円 福島
テレビユー福島
福島県西郷村の民有地に許可なく違法な盛り土が作られた問題で、県は、関与した埼玉県の男性を11日に刑事告発しました。 西郷村真船の住宅近くに作られた危険な盛り土について、県は今年6月、造成した埼玉県の男性に対し、災害を防ぐため、改善命令を出しましたが、対応が取られず、今年8月から行政代執行による撤去を行っています。 この問題について県は11日、盛土規制法違反の疑いで埼玉県の男性1人を刑事告発し、白河警察署が受理しました。 内堀知事「地域のみなさんの安全を一日も早く確保できるように取り組んでまいります」 危険な盛り土の撤去は、行政代執行によって県が2億5500万円の予算で進めていて、これまでに7割ほどが撤去されたということです。今年5月には、西郷村の別の場所に許可なく盛り土をしたとして、茨城県の業者が逮捕・起訴されています。
テレビユー福島