スタンダード上場の(株)メタプラネット子会社が破産を申請
(株)レッド・プラネット・ホテルズ・ジャパン(TDB企業コード:071004780、資本金1000万円、東京都港区元麻布3-1-6、代表ティモシー・ハンシング氏ほか1名)は、5月28日に東京地裁へ自己破産を申請した。 当社は2011年(平成23年)11月に設立された元ホテル運営業者。タイのバンコクに本拠を置くレッド・プラネット・ホテルズ・リミテッドのグループ企業である(株)レッド・プラネット・ジャパン〈TDB企業コード:987920581、現商号・(株)メタプラネット、東証スタンダード〉の子会社として、沖縄や東京、名古屋、札幌などでビジネスホテル運営を手がけ、2018年12月期には年収入高約17億3500万円を計上していた。 しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により宿泊客が激減し、2021年頃から運営していたホテルを順次閉鎖、2022年12月期の年収入高は約3億500万円に減少していた。近時は「ホテルロイヤルオーク五反田」のみの運営となっていたなか、これをグループ企業であるウェン東京(株)(TDB企業コード:071061599、東京都港区)に譲渡。グループの経営課題を一掃することを目的に、自己破産申請に至った。 負債は約22億200万円(2024年3月31日現在)で、うち約18億3200万円は(株)メタプラネットに対するもの。 なお、「ホテルロイヤルオーク五反田」は現在もウェン東京(株)が運営しており、今回の影響はないとしている。