JR西の全エリア 携帯電話使用マナー案内放送など変更へ
JR西日本は18日、同社の全エリアで優先座席での携帯電話のマナーの案内を変更すると発表した。主に案内放送や掲出するステッカーの絵柄が変更となる。 電車内の携帯電話規制緩和で再注目、改めて学ぶ心臓ペースメーカーの実態
「混雑時には電源をお切りください」に変更
同社によると、これまで京阪神地区以外のエリアでは携帯電話のマナーとして、優先座席付近では終日携帯電話の電源を切るように案内していた。 しかし、総務省の「各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器へ及ぼす影響を防止するための指針」の改正で、スマートフォンの普及など携帯電話の利用形態の変化を踏まえ、多くの利用客に携帯電話の仕様マナーを守ってもらおうと、全エリアで見直すことが決まったという。 これにより、優先座席付近での携帯電話使用マナーを呼びかける案内が4月1日に、これまでの「優先座席付近では、携帯電話の電源をお切りください」から「混雑時、優先座席付近では携帯電話の電源をお切りください」に変更されるという。すでに京阪神地区では、先行してこのような案内に変更されている。 また、優先座席付近でのステッカーの絵柄も、スマートフォンの絵に変えたものに順次変えていくとしている。