日本以外では承認されていない新型コロナ「レプリコンワクチン」…SNSで賛否両論「シェディング」よりも重要な「驚愕の事実」
10月1日から、65歳以上の人と60歳から64歳までの重症化リスクの高い人を対象に、新型コロナワクチンの定期接種が開始される予定だ。しかし、諸外国に先駆けて、日本で新たに使用される次世代型mRNAワクチン(レプリコンワクチン)の安全性をめぐり、専門家から懸念の声もある。 【写真】「娘はコロナワクチンで血を噴いて死んだ!」遺族の悲痛な証言… レプリコンワクチンの製造・販売元である製薬会社Meiji Seikaファルマ現役社員のグループが「安全性を確認できていない新型コロナワクチンを強引に販売すべきでない」として、書籍『私たちは売りたくない!』(方丈社、9月18日発売)を緊急出版。 発売数日で増刷を重ね、話題となっている。定期接種開始が直前に迫る中、あらためて従来のmRNAワクチンと次世代型のレプリコンワクチンの正体を探る。 前編『製薬会社現役社員が「本音は売りたくない」と内部告発…日本でしか承認されていない新型コロナ「レプリコンワクチン」の恐ろしさ』から続く。
アメリカやベトナムでは承認されていない
レプリコンワクチンは従来のmRNAワクチンよりも、毒性のあるスパイクタンパクを大量に合成するため、これまで以上の健康被害が起きるのではないかという意見がある。 他にも、レプリコンワクチンが懸念される理由として、日本では2023年11月に世界に先駆けて承認された一方、開発国のアメリカや大規模な治験を行なったベトナムでは、現在まで承認されていないという点も大きい。 その背景について、「総合医療クリニック徳」院長の高橋徳氏が指摘する。 「たとえば、レプリコンワクチンのベトナムでの大規模な治験の結果が、2024年5月に報告されています。第3相の治験に参加したワクチン接種者8059名のうち5名が死亡し、118名に重篤な有害事象がみられました。 一般的に予防接種は、健康な人に感染予防の観点から投与するものなので、治験の段階で死者や重症者が1人でも出た場合、ワクチンの開発過程を入念にチェックし直すべきです。しかし、日本では特に注意が払われず承認されたのです」(以下「」は高橋氏)